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【3つの脳内物質】医者が教える疲れない人の脳を読んで!

管理人

こんにちは、理学療法士をしているトモさんです。


今回は「医者が教える疲れない人の脳」という本を読みましたので本書の解説と感想を書いていきたいと思います。


なぜわたしがこの本を読んだかと言いますと、毎日の仕事やパソコンでの作業で脳の疲れを感じているからでした。

体が疲れているというよりは頭がボーッとすることがあり、スッキリ作業に集中する方法はないかと考えていた時に本書と出会いました。

出来るなら毎日集中して作業を継続していきたいですからね!


わたしと同じように

「なんとなく集中できない」

「良いアイデアや文章が浮かんでこない」

「勉強に身が入らない」


こんな悩みを抱えた方も多いのではないでしょうか?

本記事がオススメな方

オススメの方

○毎日の作業や勉強に集中したい
○毎日がダルい・やる気がでない
○体調管理を薬に頼ってしまっている


上記に当てはまる方は参考になるかと思います(^^)


こんなことがわかるよ!

○脳の疲労を取る方法
○ダルい、やる気が出ないの改善の仕方
○どんな生活を取り入れたらいいのか


それでは感想を交えながら解説していきたいと思います(^^)

【3つの脳内物質】医者が教える疲れない人の脳を読んで!


まずはじめに結論を言いますと、毎日がダルい、疲れている、集中出来ない原因は「脳疲労」の状態だからです。


脳疲労とは文字通り脳が疲れてしまっている状態です。

現代人はパソコンやスマートフォンといったデジタル機器を毎日使用しています。

さらに日常生活の中でストレスも抱えることがあるでしょう。

そうした状態が長く続くと脳が興奮してしまい、休まる暇がなくなってしまいます。

結果、「脳疲労」を引き起こしてしますのです。

脳と体と心は繋がっています


疲れているのに寝れない、でも朝は早く起きなきゃいけない、寝不足で朝からダルい。

こうした負のスパイラルになりがちですね(^_^;)


本書では脳疲労を回復させるのに3つの脳内物質が紹介されています。

重要な脳内物質は

ポイント

①セロトニン
②オキシトシン
③メラトニン


3つの脳内物質をうまくコントロールすることで脳疲労が回復し、やる気をもたらしてくれるのです。

日常生活を改善しなきゃいけないのは分かってはいるものの、なかなか改善出来ないのが人間ですよね。

脳疲労を起こす習慣を少しずつ改善し、3つの脳内物質をうまく分泌する生活を取り入れた生活に改善していければ自分にとってもプラスに働くこと間違いなしです(^^)


「こんなことで脳内物質って分泌されるんだと!」

と驚きの方法もありましたのでこのあと詳しく解説していきますね!

脳が疲れてしまう原因とは?その弊害


それでは生活改善する前に、なぜ脳疲労を起こしてしまうのか?

その原因について考えていきましょう。

デジタル機器の使いすぎ

脳が疲れてしまう原因の1つ目はデジタル機器の使いすぎです。

現代人はパソコンやスマートフォンがなくてはならない生活になっていますよね?

とても便利ですし、わたしも毎日パソコンを多用します!

ブログを書くためにもパソコンは必要ですからね(^^;)

わたしも脳疲労の状態なんじゃないかと思ってこの本を取りました。


デジタル機器は脳を興奮させることで知られています。

知っていましたか?

わたしは読書をはじめた約1年前までは知りませんでした。

寝る前ギリギリまでスマホみて過ごすこともザラでしたし(^^;)


脳が興奮状態になると、いざ寝ようと思ってもなかなか寝れない状態になります。

寝付いたと思っても睡眠が浅かったりすることも多いんですよ!

つまり疲れが取れない状態になります。

寝れたとしても朝起きたときにダルさが残って回復しきっていない状態です。


これでは仕事も手につきませんし、勉強している方は集中出来ません。

わたしも以前は朝がとても弱く起きても疲れが取れませんでした。

仕事中に眠くなることも多かったように思います。

完全にデジタル機器の使いすぎでしたね(^^;)


今は仕事中に眠くなることもありませんし、毎日集中してブログ作業を継続出来ています!

もし使い過ぎていると感じる人は、寝る前にいつもより使わないようにするだけでも効果があるかもしれません(^^)

昼夜逆転生活


昼夜逆転生活も脳疲労の大きな原因です。

昼夜逆転しても

「朝から日中寝てるから良いじゃん」

と思うかもしれませんがそうではありません。

あとから述べますが、脳疲労を回復して1日元気に過ごすためには日光や運動が欠かせません。

昼夜逆転生活では日光を浴びることが出来ませんし、運動も行う人も少ないでしょう。

脳を元気にするセロトニンと言う脳内物質が分泌されなくなるので、やる気が出なかったり気持ちも沈み体までダルくなって動かなくなります。


わたしも以前は昼夜逆転まではいきませんが、夜更しする生活をしていました。

朝はダルいですし、仕事もやる気にならないんですよね(^^;)

その頃のわたしは早く仕事が終わればいいのにって毎日思っていました。

わたしの職場にはそんな方が多いです。


今は生活習慣を整えて早く寝るようになったので、そんな気は起きなくなりました。

妻には

「なんでそんなに生き急いでるの?」

って言われるくらい活動的ですw

生き急いでるんではなくて時間がもったいないだけなんですけどね(^_^;)


毎日だらだら過ごして、やる気が起きない方は脳疲労が原因かもしれません。

昼夜逆転しているなら要注意です。

生活習慣を見直して見てください(^^)

セロトニンとは何か?


本書での一番重要な脳内物質が「セロトニン」です。

セロトニンは感情や精神面、睡眠などを健全な状態にしてくれるとてもありがたいものです。

セロトニンが不足してしまうと慢性的な疲労を感じたり、ちょっとしたことでイライラしたりします。

以前のわたしにしっかり当てはまっていますね(^_^;)


セロトニン神経は脳幹と言う部分の縫線核(ほうせんかく)に位置しています。

歩行・咀嚼・呼吸を司る神経がセロトニン神経ですね!

そしてセロトニン神経を活性化するには太陽の光も重要です。

日光と歩行・咀嚼・呼吸が合わさることでセロトニンが分泌されます。


つまり感情を穏やかに、精神を安定させ、睡眠の質を高めるためには歩く・噛む・呼吸するということが大切なんですね!

この3つを行うだけでセロトニン神経が活性化するんですから難しいことではないですよね(^^)


セロトニンの効果は

①朝の目覚めを良くする
②平常心を保つ
③自律神経を整える
④不定な痛みを抑える
⑤姿勢や顔つきをシャキッとさせる

引用元 医者が教える疲れない人の脳


5つの働きがあります!①~③はわたし自身とても効果を感じる点です。


わたしもセロトニンを活性化することを意識して、走る(呼吸もセット)、朝食は噛むことを意識しています。

もとから明るい性格ではありますが、気分が落ち込むことは少なくなりましたし、イライラする事はほとんどありませんw


効果が出ているのかな?

個人では調べられないのでわかりませんが(^^)

オキシトシンとは何か?


オキシトシンは癒やしや安心感をもたらす脳内物質です。


オキシトシンの効果は

①体への作用

・疲労回復
・血圧が安定
・治癒力が高まる


②心への作用

・ストレス減少
・心が落ち着く
・意欲が湧く

引用元:医者が教える疲れない脳 P83

 
癒やしや安心感ってとても重要だと思いませんか?

オキシトシンはストレスを軽減してくれたり抑制するとように働いてくれます。


わたしもそうですが働いているとストレスって溜まってきますよね?

人の悪口は多いし、仕事をしない人も多くいます。

そんな中にいると嫌でもストレスが溜まります。


しかし、オキシトシンを分泌できればストレス軽減することが出来るんです。

ではどうしたらオキシトシンは分泌されるのか?

一番はスキンシップを取ることです。

子供と遊んだり、夫婦で話をしたり、家族でご飯を食べたり、ペットと戯れたり。


現代ではスマホやテレビもあるためかスキンシップがだいぶ少なくなったように感じます。

わたしの子供の頃はもっとあったんですがね(^^;)

時代といえばそうなのですが、少しの時間だけでもスキンシップの時間を取り入れるのは可能かと思います。

わたしもブログ作業に打ち込んでいるのでスキンシップが少なくなっているのは反省です。

本書で学んだことを活かしていかなければなりませんね(^^;)


もしストレスを抱えていると感じている方はスキンシップを増やしてみてください!

メラトニンとは何か?


メラトニンは心地よい眠りや休息を与えてくれる脳内物質です。


人間には体内時計が備わっています。

体内時計というと今何時なのかを時計を見ないで言い当てるみたいなイメージがありませんか?


体内時計は朝起きてから日中は活動し、夜に暗くなってきたら床につき休息を取る一連のリズムのことを言います。


体内時計をリセットする役目が太陽の光です。

朝に太陽の光をしっかり浴びて、目から光りが入り込むことで時間が調節されます。

目から光が入ることで体内時計がスタートし15~16時間後に眠気がくるようになっています。


メラトニンは脳の松果体(しょうかたい)という部分で作られます。

メラトニンは眠りを誘発する脳内物質です。

メラトニンは太陽が登ると分泌がされなくなり、太陽が沈んで暗くなると作られ始めます。

メラトニンがたくさん体に増えると眠くなり就寝の合図です(^^)


メラトニンが睡眠に重要なのは分かったと思いますが、メラトニンの材料となるのがセロトニンなんです。

つまり、日中に太陽の光を浴びてセロトニンを分泌しておかないとメラトニンは分泌されないのです。


日中に活動してセロトニンを分泌し、夜になるとセロトニンを元にメラトニンが分泌されて休息に入る。

結果的に疲労回復が図れるということです(^^)


わたしが最近疲れにくくなったのと、しっかり寝れるようになったのはセロトニンとメラトニンのサイクルがうまく回せているからだと今になって思いました。

セロトニンとメラトニンさまさまです(^^)

3つの脳内物質を活性化する生活習慣とは?


それではセロトニン・オキシトシン・メラトニンの分泌を促す方法について解説していきます。

セロトニン

セロトニン神経を活性化させてたくさん分泌させるためには

・朝に日光を浴びる
・散歩する
・朝食をしっかり噛んで食べる
・散歩と共に呼吸する


4つがセロトニン活性化の方法になります。

日光は絶対条件であり、散歩・噛む・呼吸はリズム運動になります。

ちなみに電気の明かりではセロトニンが活性化しません。

また太陽が出ていない曇りや雨の日でも十分セロトニンは活性化されますので安心してください(^^)


朝起きてからなるべく早く行動することでセロトニンが活性化されます。

やる気が出ない、精神的に不安定な方は朝に5分だけでも外を散歩してみましょう!

今の時期は冬で寒いのでカーテンを開けて日光を浴びるだけでも効果が期待できます。

オキシトシン

オキシトシンの分泌を促すには

・家族と団らん
・ペットと戯れる
・仕事終わりに同僚と飲む
・恋人と過ごす


などがあります。

つまり先にも述べたようにスキンシップですね!

スキンシップが大切ということは、1人ではオキシトシンは分泌量が少ない可能性も否定できない気がします。


癒やしのホルモンですから是非同僚を誘ったり、スキンシップを取るようにしてみてください。

きっとストレス解消になるはずです。

メラトニン

メラトニンの分泌を促すには

・セロトニンが分泌されている
・昼間に日光を浴びて活動する
・夜はデジタル機器の光を少なくする


メラトニンの元はセロトニンですので、セロトニンをたくさん分泌する生活を行うことでメラトニンの量も増やすことができます。


また夜に暗くなることでメラトニンは分泌されるので、夜はデジタル機器の光をなるべく少なくする工夫をしたり、照明の光をオレンジっぽい暖色にすることも効果があるかと思います。

LEDの眩しい光を寝る前まで浴びることは極力避けるようにしていきましょう。

実際は夜の光を少なくするというのは難しいですよね?


わたしも家族がいるので部屋を暗くするのはできていません。

暗くしたほうがメラトニンでるんだよ!

って説明しても必要性を感じてもらえなければ受け入れてもらえないですからね(^_^;)

【3つの脳内物質】医者が教える疲れない人の脳を読んで! まとめ


いかがだったでしょう?


今回は医者が教える疲れない人の脳について感想や内容を解説していきました。

現代はデジタル機器三昧の生活をしていますよね。

わたしも例外ではありません。

デジタル機器を朝から晩まで使っているとセロトニンを活性化することができないため、精神的にも不安定になりやる気も起きなくなります。


今回の内容をまとめると大切なのは

ポイント

1.セロトニン
2.オキシトシン
3.メラトニン


3つのホルモンでしたね!

ストレスも軽減し、やる気に満ちた生活が遅れるようになる重要な脳内物資です。


3つのホルモンを分泌するための生活習慣は


セロトニンの場合は

セロトニン

・日光を浴びる
・散歩
・朝食をしっかり噛む
・呼吸する


オキシトシンの場合は

オキシトシン

・スキンシップ
・家族と団らん
・ペットと戯れる


メラトニンの場合は

メラトニン

・セロトニンをたくさん分泌
・日中に活動
・夜は暗めに生活


上記のような生活を取り入れることで3つのホルモンは分泌されるかと思います。


やっては行けない生活習慣は

禁止

・デジタル機器三昧
・昼夜逆転生活


以上の2点です。

やっては行けない生活習慣は現代の人では改善が難しいと思いますが、毎日がダルい、やる気が出ない、ストレスもたまっていると感じる方は是非改善してみてください。


わたしもかなり効果のある方法でしたので少しは改善する可能性があるかと思います。


今回紹介した内容は本書の一部でしかありません。

気になる方は是非手にとって見て頂けたら幸いです。

医者が書いた本は説得力が違います!

読んで損はないかと思います。

以上、トモさんでした。

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