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【新たなステージへ】アルツハイマー病は予防・治療できる!の感想

管理人

こんにちは、最近読書感想文が多いトモさんです。


今回は「アルツハイマー病は予防・治療できる!」の感想を書いていきたいと思います。


本書は前回の記事で書いた「アルツハイマー病真実と終焉」の監修にたずさわった白澤卓二先生の本になります。


やはり本書でもアルツハイマー病は予防治療できると言っています。

2冊連続でアルツハイマー病は治療できるという本を読むと何が原因で、どんな治療が大事なのかが少しずつ見えてきたように思います。


「いつまでも元気で働いていたい」

「高齢になっても好きなことをして過ごしたい」

「認知機能の衰えを改善したい」


そんな悩みや希望を持った方の参考になれば幸いです。


本記事を読んでわかること

こんなことがわかるよ!

・アルツハイマー病の原因がわかる
・予防法がわかる
・治療法がわかる


ぶっちゃけ本読んだほうがわかりますw

でもどんなこと書いてるか気になるって方は是非目を通してみてください!

それではいきましょう!

わたしの本書での気づき


本書を読んでわたしの気づきを得た部分について書いていきます。

アルツハイマー病は遺伝が大きく関係しています。

アルツハイマー病になりやすい遺伝子を持ったとしても、早期予防に取り組めば認知機能を保てると本書には書かれているんですよね。

何を予防したらアルツハイマー病の確率を下げることができるのか?

見ていきたいと思います。

慢性疾患

慢性疾患は主に糖尿病」「肥満になります。

いわゆる生活習慣病ですね。


なぜ糖尿病や肥満がよくないのか?

そこには「炎症」が関わってきます。

炎症と聞くとぶつけたところが赤く腫れる。

熱を持つようなイメージをするかと思います。


慢性疾患が起こす炎症は少し違います。

簡単に言うと体の中で炎症を起こすんです。

血管が腫れたり、脳が炎症を起こしたり、各臓器が炎症を起こしたり。

しかし、慢性疾患が起こす炎症は痛みも自覚症状もないのが特徴です。


わたしも慢性疾患の炎症については聞いたことがありましたが、脳に影響を及ぼすとは思いもしませんでした。

確かに糖尿病は神経、目、足、腎臓などに影響が出ます。

今思うと脳に影響が出ないわけないんですよね。


体中の全ての臓器に影響が出てるのではないかと思います。

その原因が炎症であり、結果的にいろんな症状をもたらすことを知りました。

生活習慣

生活環境は主に食事」「睡眠」「運動になります。

現代人は西洋の食事やデジタル機器の発展による睡眠不足、デスクワークによって運動不足に陥っているんですよね。


まずは「食事」です。

西洋の食事は炭水化物やグルテンを多く摂取することになります。

また甘いスイーツもたくさんありますよね?

わたしも炭水化物は大好きですし、甘いものも大好きです。


しかし、西洋の食事は肥満を誘発します。

アメリカが肥満大国と言われるのはご存知ですよね?


炭水化物やグルテンを多く含んだファーストフードやイモ類、麺類。

糖質を含んだソフトドリンクや甘いお菓子。

みんなが大好きなものに含まれている炭水化物、グルテン、糖質が体内の炎症を引き起こします


次は「睡眠」です。

睡眠は脳の掃除をしてくれるありがたものです。

睡眠と聞くと疲れをとるためというのが一般的なイメージだと思います。

その他にも睡眠にはいろんな効果があります。

睡眠の効果

・脳の掃除をする
・疲労回復
・記憶を定着
・日中のパフォーマンス向上
・免疫力向上


簡単に思いつくだけでもこのような効果が得られます。

睡眠不足は上記5つの恩恵を受けられないことになりますから、かなり深刻な脳や身体にダメージを与えますね。


次は「運動」です。

運動の習慣は身体に良い!

というのは皆さんご存知ですよね。

アルツハイマー病の予防や治療になぜ運動が必要か?

それは脳の成長に必要な成長因子を分泌するからです。


いくら原因を解決しても脳を育てる成長因子が分泌されなければ、認知機能は向上しませんよね。


身体にいいことは脳にもいいと、わたしの読んだ本にも書いてありました。

環境因子

環境因子は主に

水銀などの毒素」

カビ

歯周病菌

が体内に蓄積することです。

これらが脳に蓄積することで認知機能を下げていきます。


カビが原因とは驚きでした!

カビは生活の至るところにありますから防ぐのは難しいですよね。

これは新たな発見でした。

空気清浄機も結構重要なのかもと思い始めている次第です。


また水銀はマグロなどの大型魚に多く含まれていることが知られています。

日本人はマグロが大好きですから汚染されている可能性は高いですよね。

わたしも多分水銀が蓄積しています。


他にも虫歯治療に使われる銀歯には「アマルガム」という水銀が含まれています。

全ての銀歯に含まれているかは謎ですがもう身につけちゃってますからね(^_^;)

わたしも銀歯はありますから、もう防ぎようがありませんw


歯周病菌もアルツハイマー病の方の脳から見つかったことが報告されています。

口腔内の衛生は重要です。


口の中は雑菌だらけですし、雑菌が口から入り全身に行き渡ると炎症に繋がりますから注意が必要です。

歯医者に定期的に行くことや、フロスなどもこまめに行うことが重要です。


以上がわたしの気づきになります。

日常生活には多くの危険がありますね。

アルツハイマー病の原因はわたし自身よく分かっていなかったので気づきがとても多い印象でした。


何気なく行っていること、口にしているものが自分の身体を少しずつ痛めつけていることに繋がるのはホント驚きの連続です。

改めて生活習慣の大切さを感じさせる内容でした。

予防法と治療とは?


詳しい解説は本書に譲るとして、

ここでは予防法を簡単に説明していきたいと思います。

予防は早期に始めれば始めるほど効果があります。

わたしも可能な範囲ではじめていることもあるので紹介します。

生活習慣リスクに対する予防

生活習慣に対する予防法は「食事」「睡眠」「運動」ですね!


どんな食事をしたら良いかというと、糖質をなるべく減らした食事です。

また小麦粉などに含まれるグルテンも炎症に繋がるのでなるべく減らすことが大切かと思います。

またマグロやツナ缶には水銀が含まれているとのことでしたので、なるべく控えるようにしていきましょう。


わたしが最近食べているのは「ナッツ」です。

ナッツは炎症を抑える効果がありますので、スナック菓子を食べるくらいなら少量のナッツを食べましょう。

わたしも現在自分の身体で実験中です。


認知機能の維持改善にはココナッツオイル入コーヒーもオススメされていました。

わたしも毎日コーヒーを飲むのでココナッツオイルを現在探しています。

※2021年2月現在:ココナッツオイルをゲットしたのでコーヒーに入れて毎日飲んでます。



睡眠は体の回復にとても大事ですが、やはり脳の掃除をしてくれることが一番!

脳の老廃物の除去をしてくれるので睡眠不足にならないように心がけましょう。


できれば7~8時間の睡眠ですね。

これはどの本でも共通して書かれています。

日付が変わらないうちに寝てしまいましょう。


運動は少し速歩きで汗ばむくらいの運動が効果的です。

ウォーキングなどの有酸素運動が脳を活性化させる栄養因子を分泌してくれます。


30~1時間程度行うのがいいですが、難しい場合は5分くらいからはじめて、徐々に時間を延ばしていくことが良いかもしれませんね!


「食事」「睡眠」「運動」は生活習慣なので、習慣化しなければ効果はありません!

とにかくできることで小さなことから継続していくことが重要です。

慢性疾患リスクに対する予防

慢性疾患は炎症が原因で生じることは、わたしの気づきのところで述べたかと思います。

炎症を抑えるならナッツです。


ナッツは無塩ノンフライのものが良いかと思います。

わたしが食べているものは「アーモンド・カシューナッツ・くるみ」の3種類入っているものです!


間食のお菓子類をナッツに置き換えています。

ナッツも食べ慣れてくると結構美味しいです。


ナッツで炎症を抑えることができるなら継続できるのではないでしょうか?


また緑茶も良いかと思います。

緑茶はホモシステイン値を下げる働きがあります。

ホモシステイン酸にかわると神経毒素として脳の認知機能を下げる可能性があります。


緑茶も適度に楽しむことで認知機能の維持改善に期待が持てますね!


最後は「青魚」です。

青魚を食べるとオメガ3脂肪酸(DHA)が摂取できます。

青魚の油は脳にとてもいいことで知られています。

日本人の食事では欠かせないモノでしたが、近年は西洋の食事が中心になっていますので魚を食べることが少なくなりました。


毎日とは言いませんが青魚を週に数回取るようにしてみましょう!

サバ缶なんかは手軽に食べれるのでオススメです。


生活習慣や慢性疾患の予防を見ると、どちらも繋がっているんですよね。

生活習慣を正すと慢性疾患のリスクも下げることに繋がります。


つまり、どれだけ多くの生活習慣を改善できるかが重要なわけです。

わたしは本書を読んで「ナッツ」「青魚」「マグロをなるべく避ける」などは注意しています。

こんな小さなことでもいいのでまずは1つだけでも生活を変えてみてください!

【新たなステージへ】アルツハイマー病は予防・治療できる!の感想 まとめ


いかがだったでしょうか?


本書の内容をほんの一部紹介していきました。


アルツハイマー病は生活習慣を改善することで予防できることが、なんとな~くイメージ出来たのではないでしょうか?


生活習慣病と同じようにアルツハイマー病も生活習慣の悪化がもたらすものだということです。

今までは遺伝で決まっていたように思われていました。

遺伝的にかかりやすい方もいますが、生活習慣を整えることで予防も可能になってきています。


今回の内容をまとめると

ポイント

1.慢性疾患の炎症が危険
2.生活習慣
3.水銀やカビ


3つの要素が重なれば重なるほどアルツハイマー病に近づいていきます。

その他の病気にも発症しやすくなるため、予防することは大事ですね!


また予防や治療に関しては

予防策

・「食事」ナッツ、青魚、緑茶
・「睡眠」7~8時間を確保
・「運動」有酸素運動を行う


かなりざっくりしていますがこんな感じです。

現代人にはなかなか取れない生活習慣ですよね?

正直これだけでも難しく感じます。


ですから可能な範囲ではじめましょう!

ちなみに、食べすぎ飲み過ぎも注意ですよ!

適度にが大事です。


すでに認知機能の衰えを感じる方は病院受診が大切です。

著者の白澤先生の病院を受診できれば良いのですが、地域的に無理な場合は本書を読むことをオススメします。


わたしも可能な範囲で実践していきますので一緒に頑張りましょう!

~~~~~~~~

・認知症の予防・治療について知りたい方はこの本がおすすめ

認知症を予防したい!頭をキレキレにしたい!でも何からはじめたらいいかわかりませんよね。

脳に良い生活習慣を身につけるには専門書を読んで学ぶのが一番です。

わたしがオススメするのはこちら。


生活習慣の見直し、最先端の治療まで詳しく載っています。

読んで損はないかと思いますよ!

以上、トモさんでした。

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